埼玉西部に伝わる「ずりだしうどん」という、なんとも味わい深い郷土の食文化をご存知でしょうか。
鍋から直接どんぶりへ、茹で汁ごと“ずりだして”食べるスタイル。一見すると究極の簡便調理に見えますが、その実体は「麺の水分量を巧みに利用したセルフ乳化型和風パスタ」とでも呼ぶべき、実に理にかなった逸品です。
今回ご紹介するのは、納豆を合わせたヘルシーを意識したバージョン。
ポイントは「コシのない細麺のうどん」を選ぶこと。ずりだしにコシなんて概念は不要です。あと、乾麺だと塩っぱくなりますので、あまりオススメしません。
ずりだしうどん納豆トッピングバージョンの特徴は、なんといっても麺の表面から溶け出すデンプン質と茹で汁、そして納豆の粘りが三位一体となり、素材の旨味を抱き込んだ極上のソースへと昇華することです。
【材料1人前】
ゆでうどん(細麺・柔らかめが最適):1玉
納豆:1パック
エーコープかつおパック:2g
エーコープ本醸造特級しょうゆ:小さじ1.5〜小さじ2
エーコープかつおだし:小さじ1/2(なくても可)
白ネギ(みじん切り):2cm分
七味唐辛子:お好みで
【作り方】
1. うどんを茹で始めます。
2. 茹でている空き時間に白ネギをみじん切りにして包丁とまな板を片付け、納豆に白ネギとエーコープ本醸造特級しょうゆ小さじ1/2を入れ混ぜ合わせます。(※ここで調理器具を片付け終えるのが、スマートな料理人の密かな嗜みです)
3. 茹で上がったうどんは湯切りをせず、鍋から直接深さのあるお皿へ盛り付けます(ずりだします)。
4. うどんにエーコープかつおパック2g、エーコープ本醸造特級しょうゆ小さじ1〜1.5、エーコープかつおだし小さじ1/2を入れ、素早く全体を混ぜ合わせます。
5. 仕上げに混ぜ合わせておいた納豆を乗せて完成です。
【味わいを極める豆知識&アレンジ】
湯切り不要の構造: 茹で汁をわずかに纏わせることで、しょうゆの角が取れてまろやかになり、麺との絡みが劇的に向上します。濃さは茹で汁の量で適宜調整するのがコツです。
トッピングの美学: 惣菜売場で手に入るホンモノの「あげ玉(天かす)」を加えると、豊かな食感のコントラストが生まれます。もしあげ玉が無い場合は、バターを少し投入するのも一興。カロリーという名の背徳感が、更なる旨味の深みへと誘ってくれます。
1人の迅速な昼食にはもちろん、土鍋等で大人数分を茹でて各自お椀に取る「鍋スタイル」にも柔軟に対応する懐の深さ。
ぜひ、七味唐辛子や生卵など、お好みのトッピングで自分だけの「最適解」を探してみてください。
ミュートしたユーザーの投稿です。
投稿を表示美味しん◯ はたまた ごろ~🎶井の◯〰️ の様な 何とも食べたくなる文章! 細麺の柔らかめですね! 「ずりだし」食べたくなりました! 納豆大好きなのでワンパック OK🎶 梅干しと紫蘇も刻んでのせてみます!