【会員限定公開】エーコープマーク品ができるまで「エーコープ銘茶のこだわり」前編
「エーコープマーク品ができるまで」では、商品の原料や製造工程など、いつもは知らされない裏側をお届けしています。
みなさん、エーコープマーク品に緑茶(茶葉)があるのは知っていますか?
なんと今年で誕生70周年を迎えた、超ロングセラー商品なんです✨
今回、事務局チームは製造元の「ハラダ製茶株式会社」にお邪魔し、銘茶ができるまでの製造工程を取材してきました📷 その様子を特別公開します!

エーコープ銘茶の製造は、まずはお茶の栽培から始まります。
エーコープ銘茶は、日本各地にある産地の茶葉原料をブレンドすることで製造されています。
その中で、今回訪問した静岡県の圃場では、「やぶきた」が主な栽培品種ですが、色と味の評価が高い「さえみどり」や静岡の奨励品種である「つゆひかり」への改植を進めていました。この品種は、一般的な品種の「やぶきた」よりも病気に強く、収量もよい特徴があります。
また、ハラダ製茶では、お茶の木に覆いをかけて旨味を引き出す「被覆栽培」という栽培方法を採用しています。これにより、茶の緑色が濃くなり、甘みも強くなりやすいそうです。
さらに、地元JAと情報連携し、JAの防除暦を参照しながら害虫防除を実施しているとのことでした。
様々な工夫によって、おいしいお茶の葉が安定的に生産されているんですね!

圃場で生産され、摘まれた茶葉は、製造工場で製品に加工されます。
お茶の製造は大きく、一次加工である「①荒茶加工」と、「②製茶」の工程の2つに分かれます。今回は「①荒茶加工」までをご紹介します🎵
まず、出荷までの流れを簡単にまとめると図のとおり。それぞれ詳しく説明していきます!

①荒茶加工
荒茶加工とは、生の茶葉に熱を加えて加工して水分を一定の比率まで落とし、半製品状態の「荒茶」にする工程のことです。
摘みたての茶葉は、まず生葉管理ボックスという部屋で一時保管されます。
この部屋は、製造工場(静岡県)の近くを流れる大井川の伏流水を利用して冷却され、茶葉の品質を保てるように設計されています。
なんと外気温が30℃以上でも部屋の温度は20℃前後に保たれるそう👀!
取材の日も外は快晴でしたが、このお部屋は涼しく快適でした!

その後、生の茶葉を高熱の蒸気で蒸して揉むことで、生葉の中の水分を出し、熱風で乾かして水分量を少なくしていきます。

揉み作業では、「揉捻機(じゅうねんき)」や「整揉機(せいじゅうき)」という専用の機械が使用されていました。
ここで4段階の揉み工程を経ることで、葉っぱの形から茶葉の細長い形へとだんだん近づいていき、半製品状態の「荒茶」という状態になります。

荒茶は乾燥機で水分量5%程度に調整され、次の製茶工程に入るまでの間、低温庫でロットごとに分けて保管されていました。
冷蔵保存で一番品質が安定するのがこの5%程度の水分量で、これ以上になると品質が劣化しやすいそうです。茶葉はとても繊細なんですね🍂
次回、後編ではいよいよ「②製茶」からご紹介します🎵お楽しみに~!
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投稿を表示このお茶ですね❗️
すっきりと飲みやすく美味しいです😊
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投稿を表示後編いつ?公開早めにお願いします。